現代山形考〜藻が湖伝説〜


〇四   藻が湖伝説

最終更新日:二〇二〇年九月一一日

最終更新日:2020年9月11日


超然藻が湖伝説クロロス
水野健一郎

「藻が湖伝説」をモチーフにしたアニメ『超然藻が湖伝説クロロス』の存在を仮定し、その内容を多角的に想像します。

「時は未来。未知の地球外微細藻類モガ(Magic Organism)によって緑色に染まった湖に消えた少女クロロス・エラと、湖から現れた生命塊ミディアに寄生された少年セイン・ホンダは、意識の中で再会し、乾燥モガを吸って無気力になった人類が引き起こしたクラスターインフェクションに誘発されて新人類へと生まれ変わるのだった」


04-5-a1~5  水野健一郎《『超然藻が湖伝説クロロス』設定資料集縮小簡易版》
「藻が湖伝説」をモチーフにした架空のアニメ『超然藻が湖伝説クロロス』の設定資料集の簡易版


水野健一郎(Kenichiro Mizuno)

1967年岐阜県生まれ。東京都在住。1990年鳥取大学工学部社会開発システム工学科中退。1992年セツ・モードセミナー卒業。2012年より映像チーム「超常現象」、美術ユニット「最高記念室」としても活動。著書に『Funny Crash』『KATHY’s “New Dimension”』など。既視感と未視感の狭間に存在する超時空感を求めて、潜在的絵画体験であるテレビアニメからの無意識な影響を脳内で再構築し、ドローイング、ペインティング、グラフィック、アニメーションなど、多様な表現で展開。東北芸術工科大学非常勤講師、女子美術大学短期大学部非常勤講師、京都芸術大学特別講師、美学校講師、マイファイ絵画実験室講師。


作品データ


04-5-a1~5  水野健一郎《『超然藻が湖伝説クロロス』設定資料集縮小簡易版》

2020/紙